こんにちは、ともともです。
みなさんはエアコン選びのとき
何を基準に決めますか?
メーカーも様々だし、機種も多すぎて
どれを選べば良いのか困っていませんか?
エアコンを買い替えたいけど、種類が多すぎて選びにくいんだよなー!
買ったばかりのエアコンの効きが悪いのよねー
✅エアコンの種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない
✅エアコンの値段は安い方がいいけど失敗はしたくない
✅どんなエアコンがどの部屋に適しているのかが知りたい
そこで今回!
家電量販店で20年以上働いている現役店員の僕がエアコン選びのポイトを紹介したいと思います。
この記事を見ればもうエアコン選びで悩むことはありません!
✅ エアコン機能表の見方
✅ 畳数選びのポイント
✅ エアコン選びの落とし穴
✅ 部屋別の機種選定方法
それではまず、エアコンの種類について説明していきます。
エアコン【畳数別】
各メーカーには様々な部屋の広さに対応出来る様に
約10種類の機種があります。
2.2kwタイプ(4.5~6畳用)
2.5kwタイプ(7~8畳用)
2.8kwタイプ(8~10畳用)
3.6kwタイプ(10~12畳用)
4.0kwタイプ(12~14畳用)
5.6kwタイプ(15~18畳用)
6.3kwタイプ(17~20畳用)
7.2kwタイプ(20~23畳用)
8.0kwタイプ(22~26畳用)
9.0kwタイプ(25~29畳用)
こんな感じです!
ここで気になるのが〇〇~〇〇畳用という表示なのですが、実は!
単純に〇〇~〇〇畳までの部屋なら使えます。という目安ではないんです‼
なので、店頭表示やカタログの機能表の見方を説明しておきます。
機能表の見方【畳数】
下記の機能表は2.2kwタイプ(4.5~6畳用)です。
機能表には
〇おもに6畳用と書いてありますがその下の方には
▢冷房 畳数のめやす6~9畳と書いてあります。
実はこれ!✅単純に6~9畳までの部屋で使えるという表記ではないんです。
正しくは
✅ 木造平屋南向きの部屋=6畳
✅ 鉄筋集合住宅中間層南向きの部屋=9畳
という意味なんです。
一般的な戸建て木造住宅の場合は6畳用という事になりますね。
6~9畳と書いてあるからといって8畳の部屋に取り付けちゃうと、効きが悪くなってしまうわけです。
畳数選びのポイント
エアコンは始動後に目標温度までをフルパワーで素早く
その後は低速運転でキープした方が電気代も安く効率的なので
部屋の畳数より少し大きめのエアコンを選ぶことが大切です。
特に次の様な部屋の場合は大きめのエアコンがおすすめなんです。
✅空気の性質により冷たい空気は下、暖かい空気は上へいくので
ぴったりの畳数では効きが悪くなる。
必ず大きめのエアコンを選びましょう!
エアコンの機種
エアコンには同じメーカーの中でも値段の安いモデル~高級モデルまで多数のモデルが存在しています。
これがまたメチャクチャ種類が多いんです。
だいたい各メーカーごとに5機種~10機種ものエアコンが存在するんですよ!
ビックリですよね。
この中から選ぶのは大変だと思います。
そこで今回は寒冷地仕様や特殊な機種は除き,思い切って3種類ぐらいに絞って説明していきます。
シンプルな冷暖房エアコン
一番値段が安いモデル
シンプルな冷暖房エアコン
+
自動お掃除機能
快適気流機能
一部 空気清浄機能
ハイパワー冷暖房エアコン
+
自動お掃除機能
快適気流機能
空気清浄機能
スマートフォン操作対応
省エネ効果 大
- 下限モデルで価格が安い
- シンプルな冷暖房機能のみ(能力低め)
- 台数限定5台限り!でチラシによく載っている
- 中間クラス
- シンプルな冷暖房機能(能力低め)
- フィルター自動掃除機能
- 快適気流機能
- 節電センサー機能
- 最上級モデル
- ハイパワー冷暖房
- フィルター自動掃除機能
- 快適気流機能
- 節電センサー機能
- 節電効果 大
- スマートフォン遠隔操作対応
という具合になっています。
上位モデルになるほど、様々な機能がプラスされていく感じですね。
エアコン選びの【落とし穴】
とにかく機種が多いエアコンですが、どうせ買うなら価格が安い方がいいですよね。
実はそこに失敗しがちな落とし穴があるんです!
✅ ここ大事です!
今まで説明してきた、数ある機種の中で
プレミアムモデル以外の機種はほぼ冷暖房能力が低い機種なんです!
冷房能力の差は大きくないが
暖房能力は全然違うんです!
✅暖房でもしっかり使いたいならプレミアムモデル
よくある失敗例だと、夏の暑い時期にチラシを見て台数限定5名様限り ¥59,800の冷暖房エアコンを購入して冬の寒い時期に暖房運転をすると【ぬるーい】風が出るだけで全然暖かくならない!
毎年そんな問い合わせが実際にあるんです!
かといって全部屋にプレミアムモデルを買うのは大変ですよね。
そこで次の章で、部屋ごとにどのようなエアコンを選べばいいのかを説明したいと思います。
部屋別エアコン選定方法
リビング
リビングはみんなの憩いの場所で
1番使用する頻度が高いと思います。
暖房もしっかり効く方がいいと思うので
迷わずプレミアムモデル一択です!
寝室
寝室は基本的には布団に入ってしまえば暖かいし
電気毛布を活用すれば十分です。
価格を抑えたいならスタンダードモデル
自動お掃除機能が欲しいという方にはミドルモデルですね。
僕は寝室にプレミアムモデルを買ってしまいましたが暖房では使ったことが無く、後悔しています!
子供部屋
子供部屋は、お子さんが小学生のうちは部屋の使用頻度も少ないと思うのでスタンダードモデル
それ以降はちょうど買い替え時を期に空気清浄機能が付いたミドルモデルにするのも有りだと思います。
2Fの場合は夏場の部屋の温度が高く、冷房が効きにくいので1クラス上の畳数にするのを忘れないように!
エアコンのメーカー
エアコンは主要メーカーだけでも約8メーカーほどあります。
これだけでも結構たくさんありますね・・・
僕の経験上どのメーカーが故障しやすいとか、このメーカーが優れているという事はあまり無いです。
同じクラスのエアコンなら多少の冷暖房能力の違いや、各メーカー独自の機能がある程度です。
人それぞれ好きなメーカーや、嫌いなメーカーもあるでしょうし
あえてここではおすすめのメーカーは言いません。
デザインや機能で決めてしまうのもありだと思います。
各メーカーの機能をまとめた記事もありますので参考にどうぞ!
まとめ
木造平屋南向きの部屋=6畳
鉄筋集合住宅中間層南向きの部屋=9畳
✅同じ畳数のエアコンでも、機種によって冷暖房能力が違う
プレミアムモデル以外はほぼ冷暖房能力が低い(特に暖房)
冷房が効けばいいのか、暖房もしっかり効く方がいいのかを決める
部屋の条件を加味して1クラス上の畳数にする
使用目的を考えて機種を選ぶ
このあたりを考えながらエアコン選びをすれば、失敗もなく選びやすいと思います
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。