ウチのエアコン冷房は効くけど暖房は効かないんだよなぁ
ウチのエアコン冷房は効くけど暖房は効かないんだよなぁ
家電販売歴20年の僕が暖房が効くエアコンの選び方を紹介しますよ!
✅機能表の見方が分からない
✅機能表のドコを見ればいいのか分からない
✅どんなエアコンを選べば暖房がよく効くのか分からない
暖房エアコンの選び方は簡単です!
✅機能表の見方が分かる
✅機能表のドコを見れば良いかが分かる
✅暖房がよく効くエアコンが分かる
それではまず、機能表の数値の説明からです。
機能表の説明
エアコンの機種って数が多過ぎて、どれを選べばいいのか非常に分かりにくいですよね。
でも機能表の見方が分かれば難しかったエアコン選びも楽になります。
それでは一般的な6畳用エアコンの機能表を例に説明していきます。
期間消費電力量
赤い枠で囲っている部分が期間消費電力量で
1年間でエアコンが消費する電力量です。
✅数字が大きいほど電気代が高くなります。
- 外気温度:東京をモデルとしています。
- 室内設定温度:冷房時27℃/暖房時20℃
- 期間:冷房期間(5月23日~10月4日)、暖房期間(11月8日~4月16日)
- 使用時間:6:00~24:00の18時間
- 住宅:JIS C 9612による平均的な木造住宅(南向き)
- 部屋の広さ:機種に見合った広さの部屋
省エネ基準達成率
▢省エネ法に基づいて定められた製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値を、どのぐらい達成しているかを%で表したものです。
✅数字が大きい方がより省エネになります。
通年エネルギー消費効率(APF)
▢JIS C 9612に基づき、ある一定条件の元にエアコンを運転した時の消費電力1キロワットあたりの冷房・暖房の能力を表したものです。
✅数字が大きいほど省エネ性能が高い
畳数のめやす
▢上記の図では冷房時6~9畳となっていますが注意が必要です!
6~9畳の部屋で使えるわけではない!
実際は
✅木造平屋南向き(和室)が6畳
✅鉄筋マンション南向き中間層(洋室)が9畳
で使用できますよ-という意味なんです!
能力(KW)
▢冷暖房の能力を表しています。
✅最小値が小さいほどきめ細やかなコントロールが可能
✅最大値が大きいほど冷暖房能力が強い
消費電力(W)
能力と同様()カッコ内は最小値~最大値です。
▢エアコンが能力を発揮する時に消費する電力です。
機能表のドコを見ればいいか
ここでも例として、おもに6畳用の機能表で説明していきます。
畳数を決める場合
畳数のめやすを見る
省エネ性能を重視する場合
省エネ基準達成率を見る
上の2つの機能表は同じクラスのエアコンですが
数値が大きい方が、より省エネ性能が優れています。
能力重視の場合
能力の()カッコ内の最大値を見る
✅最小値の数値が小さい方がきめ細かい弱運転が可能
✅最大値の数値が大きい方がハイパワー運転が可能
暖房が効くエアコンの選び方
低温暖房能力を見る
上の2つの機能表は同じクラスのエアコンですが
低温暖房能力はまったく違います。
低温暖房能力の数値こそが
暖房が効くエアコンを選ぶポイントです。
機能や値段だけで決めてしまうと暖房が効きにくいのに電気代だけが高くなってしまう最悪の事態に陥る可能性があります。
みなさん気を付けて下さいね。
少しでもエアコン購入の参考になれば幸いです。ありがとうございました!